山口大学皮膚科学教室の理念は「優れた技術を実践できる経験を伴った叡智を身につけた医療人を育成する」です。すべての皮膚疾患に幅広く対処できるようスタッフ一同が協力体制をとっております。県内唯一の大学病院であるため、県内各地、場合によっては県外から、難治性で診断が困難な症例が数多く集まってきます。診断や治療の難しい患者さんに関しては、なるべく情報を共有し話し合い、考え、数多くの症例について検討するという機会を設け、質の高い診断と治療が行われるよう努力しています。
令和元年度からは、医学部附属病院内において皮膚科と形成外科が分離独立しました。
それぞれの診療科の特色を生かしつつ、連携を取りながら診療活動に従事しています。
山口大学大学院医学系研究科皮膚科学講座
教授 下村 裕